2015年5月7日木曜日

World Cup, Montreal (CAN) 遠征報告

藤田道宣

4月28日~5月5日
試合日5月1~3日

初日 (移動)
4月28日14:30に伊丹を出て、成田〜JFケネディ(アメリカ)〜モントリオールでモントリオールに着いたのが現地時間の22:30。ホテルに着いたのが24時すぎでした。

二日目
今回はいつもより1日早く現地入りしたので、今日がアライバルデイです。昼から時差ボケと戦いながら市街地を観光。夕方ホテルに戻ると徐々に各国チームが到着してました。

三日目 (武器検査、監督会議)
日本チームの武器、車いす検査時間は、13:30からホテル内での検査でした。特に問題はなく、10分程度で終わりました。


車いすフェンシングの大会での武器検査は、ホテル内で行う場合と、試合会場で行う場合があります。ホテル内で行う場合は試合会場に行く手間がはぶける一方、前日練習や試合会場の下見はできません。個人的には、国によってピストの重さなど感覚が違うので、前日練習で見ておきたいところではあります。

4日目 (男子フルーレ、女子エペ)
男子フルーレカテゴリーBの予選は13:30から。午前中ウォーミングアップを行い、男子フルーレカテゴリーAの試合を観戦、早めのランチを済ませ12:30くらいからもう一度ウォーミングアップを行いました。
結果は、予選20位のギリギリ通過で本線一回戦でロシアのKUZYUKOV選手に負けました。やはりとりあえず予選の順位を上げて一回戦、二回戦では上がり順位の下の選手と当たらないと上には上がれないなと感じました。

カナダのフランス語圏モントリオール、日本はJapon
5日目(男子エペ、女子フルーレ)
前日と同じく男子エペカテゴリーBの予選は13:30から。予選3勝3敗14位通過でした。本線一回戦でイギリスの選手に5-1で勝ち(15本勝負)、二回戦で中国のHU選手に6-15で敗れました。彼とは去年の仁川アジアパラトーナメント一回戦で当たってましたが、今回も勝てませんでした。左利きの相手に対する苦手意識をどうにか払拭わなければならないと感じる試合でした。


6日目 (男女サーブル、団体戦)
試合観戦の日です。
団体戦は1大会で男女一種目ずつ開催されます。今回は男子フルーレ、女子エペ。ルールは健常者フェンシングと同じく3人対3人45本リレー方式ですが、チーム内に1人以上カテゴリーBの選手を入れなければなりません。個人戦では当たることのないAとBの選手が戦うため、Bの選手にとってはチームの足を引っ張ってしまってるように見えるのは仕方がないものです。団体戦もカテゴリーオープンではなくて、カテゴリーAとBで別に行ったほうが競技人口的にもルール的にもいいのでは?と思っている次第です。

7日間 (帰国)
早朝4時過ぎにホテルを出ました。空港で大会側が運んでくれてるはずの競技用車いすが無く、少しわちゃわちゃしましたが、何とか手元に戻ってきて、一安心。と思いきや、乗る予定の飛行機が整備不良でフライトキャンセルとなり、急遽1時間早く出るダラス行きの飛行機に乗ることに。乗り換え時間も1時間しか無かったりと色々ハプニングもありましたが、なんとか帰国することができました。



今回、カナダでの試合は初めてだったため、移動の疲れや時差ボケなどの心配もありましたが、普段より1日早く現地に入ってコンディションを整えれる時間に余裕を作っておいたのは正解だったかと思います。試合は、なかなかフルーレで結果が残せないのが悔しいですが、毎回試合に出ると学ぶことも多く、今回も学びや発見は多々ありました。次のピサに向けて頑張りたいと思います。



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